[MLB2013] Yankees vs. Athletics 観戦 (6/13/2013)

　6/13のヤンキースvs.アスレティックスの試合を見に行ってきました。シーズンでヤンキースがオークランドへ来るのは、この3連戦のみ（同じリーグなのでもっと対戦しているイメージがあったけど）。そして、3連戦の最後のこの試合に先発が黒田投手なので、これは見に行くしかないとオークランドへ足を運びました。

　以前、レイダースの試合を見に来た事あるので、行き方は慣れたもの。というか電車(BART)の駅とスタジアムが直結で交通の便はいいから、簡単に行けますけどね。相変わらずコンクリート打ちっぱなしの殺風景なスタジアムです。

　中に入ってみるとフィールドが野球仕様になっています。今では唯一NFL、MLBが併用しているスタジアムです（ビルズがシーズンに1度試合するブルージェイズのホーム球場のロジャース・センターは例外として）。3階席はシートで覆われていて、3階席で座れるのは、ホームベースの裏だけです。

　

　この前、シアトルでMLBを見たときは、試合前のブルペンを見る事が出来なかったので、今回はスタンバイしてみました。思ったよりもヤンキースファンが多かった。全米的なチームなんでしょうかね。ブルペンで投げる黒田投手。

　席は、内野のライト側にしました。理由はイチローがライトだから。
　イチローの打席！この日は、7打数3安打。なぜ7回も打席が回ってきたかというと、試合が延長でなんと18回まであったから。

　日本人ぽい名前がアナウンスされたかと思ったら、アスレチックスの中継ぎに岡島投手が登板。アスレチックスに在籍しているとは知らなかった。

　試合は、2−2の同点で延長へ。延長では、ヤンキースが何回か満塁のチャンスを作るものの残塁の嵐で、ずっと2−2のまま続く。

　個人的に見たかったのは、今シーズン限りで引退表明しているヤンキースのクローザーのリベラ。唯一かつ最後の背番号42を見れて良かったです。同点のシチュエーションで登板するとは思っていなかったので。
　延長でヤンキースが何度か勝ち越しのチャンスになる度にブルペンで投げて、ヤンキース打線がチャンスに打てずに、何度もブルペンのベンチの戻るのは大変そうでしたけど。
　最後にサヨナラヒット打たれちゃったけど・・・

　結果は、3-2でホームのアスレティックスの勝利！ヤンキースをスイープ（3連勝）。
　試合のスタッツは、こちら。

　チームもレンジャースと地区首位争いしているのに上の席をシートでかぶせるなど集客は苦戦している感じがしました。オークランドという街のガラがよろしくない印象とスタジアムの老朽化が一因なんでしょうかね。アスレチックスは、スタジアムを移転したいけど、近くのジャイアンツとの兼ね合いなど難しい状況のようです。

　8月中旬ぐらいまで時間があるので、また日本人が活躍しそうな試合を見に行こうと思っています。手堅いのは先発が決まっているマリナーズかレンジャースかな。ブルージェイズも見てみたいけど、（マイナー落ちてすぐにメジャーに上がったけど）川崎の先発もなんともいえない状況だからな〜。

　　　

NFLチケット入手方法

　最近、NFLのチケット入手方法についてよく聞かれます。私がアメリカにいるというのもあるけど、実はもう1つ大きな要因があって、そっちが主な理由かなと思ったりしています。今まで何試合も見てきた=チケットを手配してきたので、そのノウハウを書いてみます。前々から書こうと思っていたけど、なかなか書かなくて、これを機会に書きます！これからNFLを現地観戦してみようと考えている方のお役に立てればいいかなと思っています。
　※チケット購入に関しては、個人の責任でお願いします。

　チケット入手方法の前に、さらりとNFLのチケットについて。
　まず言えるのは、他のスポーツに比べて希少価値が高い事。理由として、

• NFL（というかFootball自体）の人気が高い
• 他のスポーツに比べ、試合数が極端に少ない（レギュラーシーズンの試合数で見るとMLBの約1/10、NBA、NHLの約1/5、プレーオフも1回限りの勝負）

主にこの2点があります。つまり、（地域差はあるが）基本的に売り切れている事が多く、定価で買える可能性はかなり低い。定価で買えたらラッキーという事です。あと、ほとんどはシーズンチケットホルダー（年間チケット購入者）によって占められています。

　ほとんど売り切れ状態なので、NFLの試合を見に行く事はできない？というとそうではないです。売り切れの試合でも、チケットを手に入れる事は可能です。どうやって手に入れるかというと、アメリカでは、チケットブローカーといわれるスポーツ試合チケットの転売業者がいて、その人たち（業者）が持っているチケットを買う事によって、売り切れの試合のチケットを入手する事が出来ます（個人で見に行かない試合を転売している人もいます）。値段は、定価より高くなりますし、値段は席の場所や試合の価値によってまちまちです。いつも、チケット転売サイトから購入しているので、定価がいくらか気にした事はほとんどないです…

　チケット転売サイトから購入するのを前提で、チケットの値段を決める要因として、

• ホームチームの熱狂度（成績やフランチャイズによってまちまち）
• 両チームの成績（好成績同士の対決やシーズン終盤でプレーオフがかかる試合は高くなる）
• ライバルチームとの対戦（主に地区内対決）
• 席の場所（下の階層やサイドライン側で50yds付近は高い。上の方でフィールドの角は安め）

があります。他にもあると思いますが、主なところは上記でしょう。

　ようやく本題のチケット入手方法に入ります。インターネットで購入可能ですので、日本からでも購入可能です。チケットは、PDFファイルで送られます（またはダウンロード）、一部のチケットは郵送か現地にて受け渡し(Will Callといいます)です。

◆ticketmasterで売れ残りが無いか確認
　http://www.nfl.com/tickets
　NFLのチケットは、ticketmasterというチケット業者が販売しています。日本で言えば、チケットぴあのようなものです。上記はNFLのサイトですが、最終的にticketmasterのサイトへ移動します。
　各チームのロゴをクリックするとチームの試合後とのチケット購入のリンクがあります。Buy from Box OfficeというところにBUYボタンがあれば、まだチケットは残っているという事です。(2013年6月時点のサイトより。BUYボタンがあってもまだ買えないチームがあります。）
　数は少ないですが、シーズンチケットの他に試合単位のチケット(Single Game Tickets)もあります。どのタイミングで発売されるかは、チームによって異なります。49ersはもう過ぎてしまったようです。でも、対岸のレイダースはまだのようです。4月の時点でどの試合を見に行くか決まっているなら、NFLのスケジュールが発表されたら、試合単位のチケット販売(Single Game Tickets)がいつかこまめにチェックする方がいいかもしれません。
　※いままで自分のフットボールシーズンが終わってから（11月頃）、観戦旅行を計画してチケットを手配していたので、single game ticketsを気にした事がなかったです。定価で何試合か見た事ありますが、いずれもプレーオフ戦線から離れたチーム同士の試合でした…


　売り切れていたらチケット転売業者から買います。

◆ticketexchange
　http://www.ticketexchangebyticketmaster.com
　ticketexchangeは、ticketmasterが行っているチケット転売です。NFL公式なので安心感はあります。

◆StubHub!
　http://www.stubhub.com/nfl-tickets/
　大手のチケット転売業者です。前にスーパーボウルを見に行ったときは、StubHubから買いました(理由は、手数料がticketexchangeに比べて安かったので）。

◆日本のチケット業者
　日本にも海外のスポーツのチケットを手配してくれる業者がいます。ネットで検索すればいくつか出てきます。メリットは、日本語でやり取りできる事です。デメリットは、値段が若干高めです。


　最近のチケット購入の流れは、
　ticketmasterで売れ残りが無いか確認→ticketexchange または StubHub! で購入
　です。

　私は行った事は無いですが、以下の方法もあります。

◆Season Ticket
　是非、買ってみたい。

◆Single (Individual) Game Ticket
　シーズン開始前に発売される試合単位でのチケットを発売と同時に購入した事は無いですが、今度レイダースのチケットを何試合か購入するつもりですので、今度試してみます。
　
◆試合当日、チケット売り場またはダフ屋から購入
　まず、売り切れている事が多いので、試合当日にチケット売り場にて買うのは、チケットを入手できない可能性が高いです。
　スタジアム（チーム）によっては、そもそもダフ屋がいないところもありますので、リスク大です。あらかじめチケットを入手する事をお勧めします。


　細かい注意点等は、またの機会に書けたら書きたいと思います・・・
　

※6/12更新